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WORKFLOW / PRACTICE NOTE

機種登録モードの選び方|簡易・精密・LT精密の使い分け

簡易・羽根物/一般機・精密・LT精密の各登録モードを、確認できている情報量に応じて選ぶ方法と、別スペックや未確認値を混ぜないための確認手順を解説します。

編集:アバくんです編集部 最終更新:2026年8月16日

登録モードは「機種の優劣」ではなく「確認できている情報量」で選びます

機種登録には複数のモードがありますが、 詳しいモードほど優れているという意味ではありません。

手元にある機種情報と、 アプリで何を確認したいかに合わせて、 必要な入力項目を選ぶための区分です。

詳細情報をまだ確認できていない状態で精密モードを選び、 空欄を推測で埋めるより、 確認できている情報だけで登録し、後から更新する 方が記録の根拠を残しやすくなります。

4つの登録モードを使い分けます

モード 向いている状況 入力時に重視すること
簡易 まず最低限の情報で機種を整理したい 確認済みの基本情報だけで登録する
羽根物/一般機 実測した情報を中心に管理したい 測定条件と測定期間を分けて残す
精密 通常機の詳細条件を使って試算したい 確率・振り分け・出玉などの根拠を確認する
LT精密 LTを含む条件を分けて管理したい 通常状態とLT状態の条件を混同しない

迷ったら確認できている情報が少ない方のモードから始めます

例えば、 機種名と基本的な情報しか確認できていない段階なら、 最初から詳細項目をすべて埋める必要はありません。

簡易登録で機種を保存し、 後から正確な情報を確認できた時点で、 必要に応じて詳細な登録へ進めます。

この方法なら、 「空欄を埋めるために数字を推測する」 という状態を避けやすくなります。

確認できない項目は推測で埋めません

大当たり確率、 振り分け、 継続条件、 出玉などは、 試算結果に影響する重要な情報です。

分からない数字を 「たぶんこのくらい」 と入力すると、 その後の計算も推測値を前提に進んでしまいます。

確認できない場合は、 空欄のままにする、 登録を保留する、 後で確認する項目として残す、 という扱いにします。

「確認済み」「未確認」「実測」を分けて考えます

機種情報を登録するときは、 数字そのものだけではなく、 その数字をどのように得たのかも重要です。

種類 扱い
確認済み情報 確認した機種スペック 登録値として使用
未確認情報 まだ確認できていない数値 推測で確定しない
実測情報 自分の実戦で測った回転率など 公表スペックと分けて記録

似た名前の別機種・別スペックを混ぜないようにします

同じシリーズ名でも、 大当たり確率やゲーム性などが異なる別スペックが存在する場合があります。

機種名の一部だけを見て登録すると、 別バージョンの数字を入力してしまう可能性があります。

登録前には、 機種名だけではなく、 型式やバージョン、 大当たり確率など、 複数の情報を照合します。

  • 機種名が完全に一致しているか。
  • 型式・バージョンに違いがないか。
  • 大当たり確率が一致しているか。
  • 通常時と右打ち中の条件を取り違えていないか。
  • LT搭載機の場合、LT条件を通常状態と混同していないか。

状態ごとの数値を同じ項目として扱わないようにします

1つの機種の中でも、 通常時、 右打ち中、 LT中など、 状態によって使用する数値が異なる場合があります。

例えば、 通常時の継続条件と、 LT中の継続条件を同じ数字として扱うと、 登録内容の意味が変わってしまいます。

数字を入力するときは、 その数字がどの状態を表しているのか まで確認します。

精密モードでは「数字があること」より「数字の意味」を確認します

詳細な登録では、 入力項目が増えます。

項目が多いと、 とにかく空欄を埋めることが目的になりやすくなりますが、 数字が入っているだけでは十分ではありません。

例えば、 50%という数字があった場合でも、 それが何の50%なのかを確認します。

突入率なのか、 継続率なのか、 振り分けの一部なのかによって意味は異なります。

割合は合計値も確認します

複数の振り分けを入力する場合は、 個別の数字だけではなく、 合計したときに意図した割合になっているかも確認します。

例えば、 50%、 30%、 20%という3つの振り分けなら、 合計は100%です。

割合の確認例 50% + 30% + 20% = 100%

入力ミスで、 50%、 30%、 2%となっていれば、 合計は82%です。

保存前に合計値を見るだけでも、 小数点や桁の入力ミスへ気付きやすくなります。

小数点位置と単位を確認します

機種情報では、 「0.5」 「5」 「50」 のように、 小数点位置が1つ違うだけで意味が大きく変わります。

また、 円、 玉、 回転、 パーセントなど、 数値の単位が違う項目もあります。

入力値を確認するときは、 数字だけではなく単位も合わせて確認します。

公表されている機種情報と自分の実測値を混ぜません

機種そのもののスペックと、 自分が実戦して測った結果は別の情報です。

例えば、 機種の大当たり確率は機種情報ですが、 1,000円あたり何回回ったかは実戦ごとに変化する測定値です。

情報 扱い
機種情報 大当たり確率・突入率など 機種スペックとして管理
実測情報 実戦時の回転率など 実戦ログとして管理

実測値が変化したからといって、 機種スペックの数値まで書き換えることはしません。

羽根物/一般機では測定条件を一緒に残します

実測値を中心に扱う場合は、 数字だけを保存するのではなく、 どの条件で測定したかも残します。

例えば同じ数値でも、 測定時間が短い場合と長い場合では、 記録としての意味が同じとは限りません。

測定日、 測定時間、 使用した玉数など、 後から条件を確認できる情報を一緒に残します。

LT精密では通常状態とLT状態を分けます

LTを含む機種を登録するときは、 通常の突入条件や継続条件と、 LTへ入った後の条件を混同しないようにします。

同じ「突入率」「継続率」という言葉でも、 どの状態に対する数字なのかを確認します。

LT関連の数値を入力するときは、 どの状態からどの状態へ移る条件なのか を確認してから登録します。

簡易登録から精密登録へ移すときは元データを残します

最初に簡易モードで登録した機種を、 後から精密モードへ変更する場合は、 以前の登録内容を確認してから詳細項目を追加します。

  1. 簡易登録した機種名を確認する。
  2. 型式やバージョンを再確認する。
  3. 詳細登録に必要な項目がそろっているか確認する。
  4. 未確認の項目を推測で埋めない。
  5. 状態ごとの数値を分けて入力する。
  6. 割合・単位・小数点位置を確認する。
  7. 保存後に登録内容を開き直して確認する。

更新前と更新後で何を変えたか分かるようにします

後から機種情報を修正するときに、 最終的な数字だけが残っていると、 なぜ変更したのか分からなくなる場合があります。

例えば、 「突入率を修正」 だけではなく、 「別スペックの数字が入っていたため修正」 のように理由を残しておくと、 後から確認しやすくなります。

変更前 変更後 変更理由
未確認 確認値を入力 機種情報を確認できた
別スペックの値 対象機種の値 バージョン違いを修正
入力ミス 正しい値 小数点位置を修正

保存後は必ず開き直して確認します

入力画面で正しく見えていても、 保存操作が終わった後に、 意図した内容が登録されているか確認します。

特に詳細な登録では、 項目数が増えるため、 入力欄を1つずつ確認したつもりでも 見落としが起きる可能性があります。

保存後に登録内容を開き直し、 機種名、 確率、 割合、 出玉、 各状態の条件などを確認します。

仮想例:簡易から精密へ更新する場合

以下は登録手順を説明するための仮想例です。

段階 確認できた情報 扱い
初回 機種名・基本情報のみ 簡易登録
追加確認 詳細スペックを確認 精密登録を検討
照合 型式・確率・状態別条件を確認 別スペック混入を防止
更新 確認済み項目を入力 保存
保存後 登録内容を再表示 入力値を再確認

詳細モードへ変更しない方がよい場合もあります

精密モードに必要な情報を十分確認できない場合は、 無理に詳細モードへ変更する必要はありません。

確認できている項目だけで簡易登録を維持し、 情報がそろった時点で更新できます。

詳細な入力項目が多いことより、 登録している数字の根拠が分かること を優先します。

登録前に確認するチェックポイント

  • 機種: 対象機種・型式・バージョンは一致しているか。
  • 状態: 通常時・右打ち中・LT中などを混同していないか。
  • 確率: 数字の意味を確認しているか。
  • 割合: 振り分けの合計値に不自然な点がないか。
  • 単位: 円・玉・回転・%などを取り違えていないか。
  • 小数点: 桁や小数点位置を誤っていないか。
  • 根拠: 未確認値を推測で埋めていないか。
  • 実測値: 公表スペックと自分の実測結果を混ぜていないか。

機種登録の基本手順

  1. 登録したい機種を特定する。
  2. 手元にある情報量を確認する。
  3. 情報量に合った登録モードを選ぶ。
  4. 確認済みの項目だけ入力する。
  5. 未確認項目を推測で埋めない。
  6. 通常・右打ち・LTなど状態別の条件を確認する。
  7. 割合・単位・小数点位置を確認する。
  8. 保存する。
  9. 保存後に登録内容を開き直す。
  10. 後から情報が増えた場合は、根拠を確認して更新する。
詳しいモードを選ぶことより、確認できた情報を正しく登録することを優先します

登録モードは、 情報量や用途に合わせて入力項目を選ぶためのものです。

詳細項目をすべて埋めること自体が目的ではありません。 未確認の数値を推測で補うより、 確認できた範囲から登録し、 根拠がそろった時点で詳細情報を追加します。

機種名、 バージョン、 数値の意味、 単位、 状態ごとの条件を確認し、 保存後にも入力内容を見直してください。

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