1,000円あたり回転数は「使った金額」と「増えた通常回転数」から求めます
1,000円あたり回転数は、 現金投資によって通常時の回転数がどれだけ増えたかを、 1,000円単位へ換算した数字です。
例えば4,000円を使用し、 通常回転数が73回増えた場合は、 73 ÷ 4 = 18.25となります。
記録するときは、 18回のように最初から整数へ丸めるのではなく、 18.25回のように元の数値を残しておくと、 複数回の測定を後から合算しやすくなります。
測定前に「開始回転数」を記録します
1,000円あたり回転数を測るときに重要なのは、 投資を始める前の通常回転数を残しておくことです。
終了時の数字だけを記録しても、 今回の投資で何回増えたのかが分からなければ、 正しい計算ができません。
例えば、測定開始時が120回転、 終了時が193回転なら、 今回の測定で増えた通常回転数は73回です。
1回だけではなく、複数回を合算して確認します
短い区間では、 一時的に回転数が多くなったり少なくなったりすることがあります。
そのため、 1回目の数字だけを見るのではなく、 同じ条件で続けて測定した記録を合算して確認します。
| 測定 | 開始 | 終了 | 増加 | 投資 | 1,000円あたり |
|---|---|---|---|---|---|
| 1回目 | 120 | 193 | 73 | 4,000円 | 18.25回 |
| 2回目 | 193 | 282 | 89 | 5,000円 | 17.80回 |
| 合算 | 120 | 282 | 162 | 9,000円 | 18.00回 |
1回目だけを見ると18.25回ですが、 2回分を合わせると18.00回です。
合算するときは、 18.25と17.80を単純平均するのではなく、 合計通常回転数 ÷ 合計投資額 で再計算します。
区間ごとの平均を単純に足したり割ったりしない
例えば、 1,000円だけ測って20回転した区間と、 5,000円を使って90回転した区間があったとします。
20回と18回を足して2で割ると19回ですが、 投資額が違うため、 これは全体の正しい1,000円あたり回転数ではありません。
全体では、 通常回転数110回、 投資額6,000円なので、 約18.33回です。
測定区間ごとの投資額が違う場合は、 区間平均の単純平均ではなく、 元の回転数と投資額から計算し直します。
測定途中の数字は「途中経過」として扱います
最初の1,000円で22回転したとしても、 次の1,000円で14回転なら、 2,000円合計では36回転、 1,000円あたり18回になります。
| 投資累計 | 通常回転数 | 1,000円あたり |
|---|---|---|
| 1,000円 | 22回 | 22.00回 |
| 2,000円 | 36回 | 18.00回 |
| 3,000円 | 55回 | 約18.33回 |
このように、 測定量が少ない段階では数字が大きく動くことがあります。
最初に出た良い数字だけを残すのではなく、 同じ基準で測定を続け、 投資累計と通常回転数を更新していきます。
大当たりなどで測定が中断した場合は区切って残します
現金投資中に大当たりなどで遊技条件が変わった場合は、 それまでの現金投資区間を一度区切って記録しておくと、 後から確認しやすくなります。
例えば、 投資7,000円の時点で通常回転数が126回増えていた場合は、 その時点までを1つの現金投資記録として残します。
大当たり後に持ち玉遊技へ移った場合は、 その後を同じ現金投資欄へ混ぜないようにします。
現金投資と持ち玉遊技は分けて記録します
持ち玉遊技中は、 「現金1,000円を使って何回回ったか」 という測定ではありません。
そのため、 現金投資中の1,000円あたり回転数と、 持ち玉遊技中のデータは分けて扱います。
使用した玉数を確認できる場合は、 持ち玉遊技を玉数ベースで別に記録します。
現金投資と持ち玉遊技を同じ欄へ混ぜると、 後で交換条件や持ち玉比率を含めて試算するときに、 どの数字がどの条件のものか分からなくなります。
貸玉条件が違う記録をそのまま混ぜない
「1,000円あたり」という表記が同じでも、 貸玉条件が違う記録を同じ条件として比較すると、 意味が変わる場合があります。
店舗や貸玉条件が変わったときは、 回転率だけではなく、 どの条件で測定した数字なのかも一緒に残します。
特に複数店舗や複数の貸玉条件を記録する場合は、 「店名」「貸玉条件」「測定日」を分けて管理すると、 後から条件を取り違えにくくなります。
終了地点のルールを毎回そろえます
測定終了時に保留が残っている場合など、 どこまでを今回の通常回転数へ含めるかが毎回違うと、 記録の基準がずれます。
重要なのは、 特定の方法だけが絶対に正しいということではなく、 自分の記録ルールを毎回そろえること です。
例えば、 「投資終了後に残っている保留まで消化してから記録する」 と決めた場合は、 次回も同じ基準で測定します。
実戦中はこの4項目を残すと再計算しやすくなります
| 記録項目 | 例 | 用途 |
|---|---|---|
| 開始回転数 | 120回 | 測定開始位置の確認 |
| 終了回転数 | 282回 | 通常回転数の増加を計算 |
| 現金投資額 | 9,000円 | 1,000円単位へ換算 |
| 遊技条件 | 現金遊技 | 持ち玉遊技との区別 |
この4つが残っていれば、 後から入力ミスに気付いた場合でも、 元データから計算し直せます。
記録がずれやすい代表的な場面
- 開始回転数を記録していない: 終了時の数字だけでは今回増えた通常回転数を確認できません。
- 追加投資の時点を記録していない: 何円を使った時点の数字なのか分からなくなります。
- 途中の良い数字だけを採用している: 後半の測定結果を含めないと全体の数字とは異なります。
- 現金と持ち玉を混ぜている: 異なる遊技条件が同じ回転率として記録されてしまいます。
- 貸玉条件が違う記録を合算している: 同じ「1,000円あたり」でも前提条件がそろっていない可能性があります。
- 測定終了の基準が毎回違う: 保留などの扱いが変わると記録条件がそろいません。
数字が急に良くなった・悪くなったときは元記録を確認します
前回18回だった記録が、 今回いきなり22回になった場合、 すぐに「条件が大きく改善した」と判断するのではなく、 まず測定量と元記録を確認します。
少額しか測っていなければ、 一時的な上下で数字が大きく動いている可能性があります。
また、 開始回転数、投資額、現金・持ち玉の区分などに 記録ミスがないかも確認します。
元データを残しておく目的は、 良い数字を証明するためではなく、 数字が変化した理由を後から確認できるようにすること です。
実戦記録の例
| 項目 | 記録例 |
|---|---|
| 測定日 | 2026年8月16日 |
| 開始回転数 | 120回 |
| 終了回転数 | 282回 |
| 通常回転数増加 | 162回 |
| 現金投資 | 9,000円 |
| 1,000円あたり | 18.00回 |
| 区分 | 現金遊技 |
| メモ | 大当たり前までの現金投資区間を集計 |
この例は計算方法を説明するための仮想記録です。 実際の特定店舗や特定台の実績を示すものではありません。
アプリへ入力する前に元データを残しておきます
アプリへ18.00回という最終結果だけ入力するより、 元になった通常回転数と投資額を手元に残しておく方が、 後で数字を確認しやすくなります。
例えば入力後に、 投資額が8,000円だったことに気付いた場合でも、 元の通常回転数が残っていれば再計算できます。
最終的な数値だけではなく、 どの記録からその数字を作ったのか が確認できる状態を残します。
1,000円あたり回転数を記録する基本手順
- 現金投資を始める前の通常回転数を記録する。
- 追加投資額を記録する。
- 測定終了時の通常回転数を記録する。
- 終了回転数から開始回転数を引く。
- 通常回転数を投資額で割り、1,000円単位へ換算する。
- 測定を続ける場合は累計投資額と累計回転数で再計算する。
- 大当たりなどで条件が変わったら、一度区切って記録する。
- 現金遊技と持ち玉遊技を分ける。
- 元の投資額と通常回転数を保存する。
1,000円あたり回転数は、 短い測定区間では大きく変化することがあります。
一時的に良かった数字だけを残すのではなく、 測定開始地点、投資額、通常回転数、 現金・持ち玉の区分をそろえて記録してください。
同じ基準で記録を続けることで、 別の日や別の実戦と比較するときにも条件を確認しやすくなります。