アバくん玉が出ないから店員さんを呼んだのに、来た瞬間に出始めた。
ヤバくん今は動いてるんだね。
アバくんイタズラかよ! 俺が店員さんを呼んで遊んでる人みたいになったぞ。
ヤバくん台に気まずさを押し付けても、さっきの状況は伝わらないよ。
アバくん“さっきまで出なかったんです”しか言葉が出ない。
ヤバくんじゃあ、何をしていて、どうなって、今はどうなのか。順番に伝えよう。
店員さんを呼ぶほど困っていたのに、説明する頃には元どおり。目の前で再現できないと、「呼ばなくてもよかったかな」と気まずくなるかもしれません。
そんなときは、無理にもう一度同じ状態にしようとせず、起きたことと、今の状態を分けて伝えると説明しやすくなります。
今回は、アバくんとヤバくんが「さっきまで変だった」の中身を整理します。
最初に「今は動いています」と伝えていい
アバくん店員さんが来た。玉も出た。俺の説明だけ止まった。
ヤバくんまず、“今は出ていますが、呼んだときは出なかったんです”でいいよ。
アバくん今は直ってるって、自分から言っていいのか。
ヤバくん今とさっきが違うことも、状況の一部だからね。
例えば、次のように始められます。
「今は玉が出ていますが、先ほどハンドルを回していたときは出なかったので、お呼びしました。」
現在の状態を先に添えると、「今も出ない」という説明との食い違いを避けられます。
呼んだ理由を大きく見せようとして、「ずっと動かないんです」と言い換える必要はありません。今は動いていることも含めて、見たままを伝えましょう。
「変だった」を、見えたことに置き換える
「台がおかしい」だけでは、どの部分で何が起きたのか分かりません。
玉が出なかったのか、ボタンを押しても画面が変わらなかったのか、音が聞こえなかったのか。自分が確認できたことを、短く言葉にしてみます。
| 大まかな説明 | 確認できたことを伝える例 |
|---|---|
| 「玉が変です」 | 「ハンドルを回していましたが、玉が出ませんでした」 |
| 「ボタンがおかしいです」 | 「音量を下げるボタンを押しましたが、表示が変わりませんでした」 |
| 「音が変です」 | 「それまで聞こえていた音が、途中から聞こえなくなりました」 |
これは伝え方の例です。同じように見える状態でも、原因が同じとは限りません。
アバくん“台が俺を無視しました”だと?
ヤバくんアバくんの気持ちは分かるけど、どの操作に反応がなかったのかが欲しい。
アバくん被害感情から、操作説明へ変更します。
「反応しなかった」という説明も、可能なら一歩具体的に。「押したのに表示が変わらなかった」など、見た結果を添えると伝えやすくなります。
直る前に、自分が何をしたかも手掛かりになる
状態が変わる直前に、自分が行った操作があれば伝えます。
例えば、手を離した、もう一度操作した、画面のメニューを閉じた、といったことです。
ただし、操作の後に直ったことと、その操作が原因で直ったことは別です。
アバくん手を離して、もう一度回したら出た。つまり俺が修理した。
ヤバくん確認できたのは、その順番で起きたことだね。
アバくん修理担当への昇進は?
ヤバくん今日は経過説明担当でお願いします。
「手を離して、もう一度回した後は出ています」と伝えれば、順番は共有できます。
「接触不良です」「この操作で直りました」と原因まで決めつけるより、まずは起きた順番を伝えましょう。
時間や回数は、覚えている範囲で
いつ起きたのか、どのくらい続いたのか、何度起きたのか。分かれば、それも説明に添えられます。
正確に測っていなければ、「何秒だったかは分かりません」と伝えて構いません。
アバくん体感では3時間くらい玉が出なかった。
ヤバくん店員さんを呼ぶまでの話だよね?
アバくん気まずい時間って、長いんだよ。
ヤバくん体感の長さを、そのまま計測結果にしないようにね。
「さっき一度だけ」「少し前にも同じ状態になった」など、覚えている範囲で整理します。
説明を完成させるために、秒数や回数を作る必要はありません。分からないところを無理に埋めると、実際に起きたことから離れてしまいます。
呼んだからといって、再現する義務はない
アバくん呼んだ以上、もう一度玉が出なくなるところを見せないと。
ヤバくん困っていた状態を、わざわざ作り直そうとしなくていいよ。
アバくん証拠提出のための再トラブル、不要か。
ヤバくん操作を確認するなら、店員さんの案内に沿ってね。
その場で再現できなくても、さっき何が起きたかは説明できます。
自分で台を叩いたり、部品を動かしたりして確かめようとせず、確認や対応は店員さんへ相談しましょう。操作を見せてほしいと案内された場合も、その指示に沿って進めます。
「何をしていた・何が起きた・今どうか」でまとめる
伝える内容を3つに分けると、次のようになります。
| 整理すること | 玉が出なかった場合の例 |
|---|---|
| 何をしていたか | 「ハンドルを回していました」 |
| 何が起きたか | 「玉が出なかったので、お呼びしました」 |
| 今はどうか | 「手を離して、もう一度回した後は出ています」 |
まとめて伝えるなら、例えばこうです。
先ほどハンドルを回していましたが、玉が出なかったのでお呼びしました。
手を離して、もう一度回した後は、今のところ出ています。
どのくらい続いたかは正確には分かりません。確認をお願いできますか。
アバくんこれなら、“今は動いてるじゃないですか”って自分で気まずくならずに済むな。
ヤバくん今は動いていることまで、最初から説明しているからね。
アバくん俺の仕事は故障名を当てることじゃなくて、経過を渡すことか。
ヤバくんそう。確認する人が分かるように、見たことを伝えるんだ。
対応や確認方法は、状況と店の案内によって異なります。説明した後は、店員さんの案内に従ってください。
また起きたときは、前の出来事と分けて伝える
一度相談した後、同じような状態が再び起きたら、前回と今回を分けて説明します。
「先ほど相談した玉が出ない状態が、もう一度起きました」と伝えたうえで、今回も同じ操作中だったのか、今も続いているのかを添えます。
前回と似ているからといって、原因まで同じだと決める必要はありません。
アバくんまた起きたら、“さっきのイタズラ、続編です”?
ヤバくん“先ほど相談した状態が、もう一度起きました”でお願いします。
アバくん続編のタイトルまで考えてたのに。
ヤバくんその創作力は井戸端会議に置いていこう。
目の前で直ってしまっても、呼んだ理由まで消えるわけではありません。
何をしていたか。何が起きたか。今はどうなっているか。分かる範囲を、順番に伝えれば十分です。
アバくん店員さんが来た瞬間に直っても、説明まで引っ込めなくていいんだな。
ヤバくん今とさっきの違いを、そのまま伝えよう。
アバくん台にはひと言だけ言わせてくれ。
ヤバくん何?
アバくん直るなら、呼ぶ前に頼む!
ホールでの困りごとを整理する記事として、パチンコ店で忘れ物をしたときの伝え方もあわせて読めます。
次の井戸端会議は、店員さんのインカムが気になるアバくんです。目が合った直後の業務連絡に勝手な字幕を付けてしまうアバくんと、ヤバくんのコミカルな会話です。