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パチンコ機種登録のLT精密モードとは?メリット・デメリットと使い方【第3回】

会員機能・機種登録公開

パチンコ機種登録の「LT精密モード」を実画面で解説。LT突入率・LT継続率・LT平均出玉、LT到達率の考え方、精密との違い、向いている人・向かない人、メリットとデメリットを整理します。

第3回は「LT精密モード」。通常・下位RUSH・LTを混ぜないための登録

第1回では簡易モード、第2回では精密モードを見てきました。

第3回は、そこからさらにLT専用の3項目を追加する「LT精密モード」です。

アバくんアバくん

精密で突入率と継続率まで入れたなら、LTもその中にまとめればよくない?

ヤバくんヤバくん

そこを混ぜないためのLT精密だ。通常・下位RUSH・LTは別の段階として持つ。

LT精密モードの目的は、入力項目を増やすことではありません。

通常状態・下位RUSH/ST・LTという3つの層を分けて管理することが本質です。

第2回「精密モード」を先に見る →

4つの登録モード全体を比較したい場合は、機種登録モードの選び方|簡易・精密・LT精密の使い分けもあわせて確認できます。

簡易・羽根物一般機・精密・LT精密の4つからLT精密モードを選ぶ機種登録画面
説明用テスト画面 第3回では右端の「LT精密モード」を扱います。実在会員・実在機種のデータは使用していません。2026年9月30日撮影。

LT精密は「精密+3つのLT専用項目」

LT精密モードでは、精密モードの項目に加えて次の3つを登録します。

  • LT突入率
  • LT継続率
  • LT平均出玉

通常計算では、この3項目はLT精密モードの必須項目です。

つまり、簡易 → 精密 → LT精密と進むほど、機種の状態を細かく分けて持てるようになります。

利点① 「下位RUSH」と「LT」を別の段階として持てる

精密モードでは、確変突入率・確変継続率・確変時平均出玉まで扱えます。

LT精密では、さらにその先のLTを別枠で持ちます。

現行の実戦期待値シミュレーターでは、LT到達率を次のように扱います。

LT到達率 = 下位RUSH/ST突入率 × LT突入率

アバくん

じゃあLT突入率20%って、初当たりから20%でLTに行くって意味じゃないの?

ヤバくん

現行計算では違う。下位RUSH/STへ入った後、その先でLTへ進む率として使う。

ここがLT精密で最も重要です。

資料に書かれている「LT突入率」が、初当たり全体を母数にした総合率なのか、下位RUSH/STに入った後の条件付き率なのかを確認せずに入力すると、計算の意味が変わります。

利点② LT到達率を下位RUSHと分けて確認できる

下位RUSH/ST突入率とLT突入率を別に持つことで、現行シミュレーターの「詳細」ではLT到達率を独立して確認できます。

たとえば説明用に、下位RUSH/ST突入率50%、LT突入率20%なら、現行計算上のLT到達率は10%です。

このように、LT精密は「LT搭載機だからLTの数字を1つ足す」のではなく、どの段階からどの段階へ進む率なのかを分けるためのモードです。

下位RUSH突入率50%とLT突入率20%からLT到達率10%を表示し、LT平均出玉5000玉とLT寄与500玉を示す説明用画面
説明用テスト画面 架空データで下位RUSH/ST突入率50%・LT突入率20%を設定したため、現行計算ではLT到達率10%と表示されます。LT平均出玉5000玉に対するLT寄与は500玉です。実在機種の収益性を示すものではありません。2026年9月30日撮影。

利点③ LT平均出玉を下位RUSHとは別に持てる

LT精密では、確変時平均出玉とは別にLT平均出玉を登録します。

これにより、下位RUSH/STの平均出玉とLTの平均出玉を混ぜずに保存できます。

現行計算ではLT平均出玉は、すでにLT中の平均値として扱います。

そのため、LT継続率をLT平均出玉へもう一度掛けて増幅する計算にはしていません。

アバくん

LT平均出玉5000玉で継続率90%なら、5000に90%をまた掛けるんじゃないの?

ヤバくん

掛けない。平均出玉は平均出玉として使う。継続率を二重に反映させない。

利点④ LTだけ別の出玉補正率を使える

LT機をシミュレーターで開くと、通常出玉補正率・右打ち出玉補正率に加えて、LT出玉補正率が表示されます。

つまり、通常・下位RUSH・LTをそれぞれ別の補正率で確認できます。

「下位RUSHは削りが少ないが、LT中は少し厳しい」といった条件を、同じ補正率へまとめずに試せるのが利点です。

通常出玉補正率、右打ち出玉補正率、LT出玉補正率を別々に入力できる実戦期待値シミュレーター
説明用テスト画面 LT精密で登録した機種では、通常・右打ちに加えて「LT出玉補正率」が表示されます。撮影時はすべて100%です。2026年9月30日撮影。

利点⑤ カタログ検索もLT対象に絞られる

LT精密モードの機種カタログでは、現行実装上、LT対象かつレビュー済み扱いの候補に絞って検索します。

通常機や羽根物などを誤ってLT精密へ反映しにくいのはメリットです。

一方で、データベースに機種が存在していても、LT対象としての確認が終わっていない候補や要レビュー状態の候補は出ない場合があります。

「検索しても出ない = 機種が存在しない」とは限りません。

LT精密モードで確認済みLT対象の説明用機種だけを検索結果に表示した機種カタログ画面
説明用テスト画面 「P LT DEMO 319」は撮影専用の架空機種です。LT精密のカタログ画面ではLT対象として確認済みの候補を表示する現行UIを確認できます。2026年9月30日撮影。

ここからが弱点。LT精密は「数字の意味」を一番間違えやすい

LT精密は情報量が多いぶん、4モードの中でも数字の意味を取り違えやすいモードです。

特に危ないのは、次の3つです。

  • LT突入率の母数
  • LT継続率の対象状態
  • LT平均出玉がどの範囲の平均なのか

弱点① 「LT突入率」の母数を間違えると到達率がズレる

現行計算では、LT到達率を「下位RUSH/ST突入率 × LT突入率」で作ります。

そのため、資料側のLT突入率が「初当たり全体から見たLT到達率」なのに、それをそのままLT突入率欄へ入れると、下位RUSH/ST突入率をもう一度掛ける形になってしまいます。

LT突入率は、必ずその数字の母数を確認してから入力する必要があります。

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弱点② LT継続率とLT平均出玉を二重計算しやすい

LT平均出玉を自分で作るときに、すでに継続を含めた平均値へ、さらにLT継続率を掛けてしまうと二重計算になります。

アバくんです側でも、LT平均出玉は平均出玉として扱い、LT継続率で再増幅しません。

「平均出玉を作るための継続率」と「入力後に別情報として保持する継続率」を混ぜないことが重要です。

弱点③ 3層の数字を混ぜると、見た目だけ精密になる

LT機では、通常・下位RUSH/ST・LTの3層があります。

たとえば下位RUSHの継続率をLT継続率欄へ入れたり、LT平均出玉を確変時平均出玉欄へまとめたりすると、画面上は全部埋まっていても意味は崩れます。

アバくん

全部数字が入ってれば、精密っぽく見えるけどな。

ヤバくん

それが一番危ない。数字の場所が違えば、埋まっていても正しいデータじゃない。

弱点④ カタログ候補が少ない場合がある

LT精密ではLT対象かつレビュー済み扱いの候補に絞るため、通常の精密検索より候補が少なくなる場合があります。

これは誤登録を減らすための制限ですが、収録済みでも確認待ち・要レビュー中の機種が検索候補に出ないことがあります。

その場合、無理に別機種を選ばず、対象機種の確認状況を待つか、正しい情報を確認してから登録する方が安全です。

弱点⑤ LT精密でも実戦条件は自動では決まらない

LT専用スペックを細かく登録しても、回転率・交換率・玉貸しレートは実戦条件として別に確認します。

また、出玉削りや増減を試す場合は、シミュレーター側の通常・右打ち・LT出玉補正率を別に確認します。

「LT精密にしたから現場条件まで全部自動で分かる」というモードではありません。

LT精密モードが向いている人

  • LT搭載機を通常・下位RUSH・LTに分けて管理したい。
  • LT突入率の母数を確認できている。
  • LT継続率・LT平均出玉を正確に確認できる。
  • LT到達率やLT寄与をシミュレーターの詳細で確認したい。
  • LTだけ出玉補正率を変えて比較したい。

逆に、LT精密を選ばない方がいいケース

  • 通常機・非LT機を登録したい。
  • LT突入率の母数が分からない。
  • LT平均出玉がどの範囲の平均か確認できていない。
  • 基本スペックしかまだ分からない。
  • 下位RUSHまでの詳細で十分で、LTを独立して分析する必要がない。

通常機なら精密、基本情報だけなら簡易というように、対象機種と確認できている情報量に合わせて戻る方が安全です。

では、実際にLT精密モードで登録してみる

1. 「LT精密モード」を選ぶ

LT精密は会員向けモードです。精密項目に加えてLT専用欄が表示されます。

2. LT精密のカタログから対象機種を探す

検索候補はLT対象かつレビュー済み扱いのものに絞られます。

機種名・確率・メーカーなどを照合し、別スペックを選ばないようにします。

3. 精密スペックとLTスペックを分けて確認する

基本スペック・精密スペックに加えて、LT突入率・LT継続率・LT平均出玉がフォームへ反映されます。

LT精密モードの登録フォームに下位RUSH側の突入率50%継続率70%とLT突入率20%LT継続率90%LT平均出玉5000玉を分けて表示した説明用画面
説明用テスト画面 架空機種で、下位RUSH/ST側は突入率50%・継続率70%、LT側は突入率20%・継続率90%・平均出玉5000玉として分けて登録した例です。回転率18回/250玉・交換250玉/1,000円・貸玉4円も撮影用の初期表示です。2026年9月30日撮影。

このとき、下位RUSHの数字とLTの数字を別欄として確認します。

4. 保存後に機種詳細を開き直す

登録後は、通常・下位RUSH側の項目とLT項目が意図した値で保存されているか確認します。

LT精密モードで登録した説明用機種の詳細画面に通常側とLT側の突入率継続率平均出玉が分けて表示されている
説明用テスト画面 LT精密で保存すると、下位RUSH/ST側の突入率・継続率と、LT突入率・LT継続率・LT平均出玉を別々に確認できます。数値はすべて操作説明用です。2026年9月30日撮影。

5. シミュレーターでLT到達率とLT寄与を見る

「詳細」では、LT到達率・LT平均出玉・LT寄与を確認できます。

ここで、登録したLT突入率が想定した母数で使われているかを再確認できます。登録後の検索・編集まで含めた流れは機種登録と管理、LT出玉補正率やLT到達率・LT寄与の確認は実戦期待値と条件比較のLT例でも確認できます。

精密とLT精密を並べると違いが分かる

見るところ 精密 LT精密
基本スペック 登録する 登録する
ヘソ・サイド 登録する 登録する
突入率・継続率 下位RUSH/ST側 下位RUSH/ST側として登録
LT突入率 専用欄なし 専用欄あり
LT継続率 専用欄なし 専用欄あり
LT平均出玉 専用欄なし 専用欄あり
LT到達率 分けて扱えない 下位突入率×LT突入率で確認
LT出玉補正 専用補正なし LTだけ別に補正できる
入力難易度 高め さらに確認項目が増える

第3回の結論

LT精密モードの強みは、LTを下位RUSH/STの延長として雑にまとめず、別レイヤーとして持てることです。

その代わり、LT突入率の母数、LT継続率の対象状態、LT平均出玉の定義を正確に理解する必要があります。

LT精密は「一番細かいから一番正しい」のではなく、LTの構造を正しく分けて確認できる人ほど強みを活かせるモードです。


次回:第4回「羽根物・一般機モード」

アバくん

じゃあ、1/○○で考えにくい羽根物とか一般機はどう登録する?

ヤバくん

次はそこ。通常デジパチと同じ式に無理やり入れないための専用モードを見よう。

第4回は、羽根物・一般機を通常デジパチと分けて登録する理由と、実測値をどう扱うかを中心に説明します。

第4回「羽根物・一般機モード」のメリット・デメリットと使い方を読む →

今回登場した重要語句

今回登場した重要語句の意味は、用語集で確認できます。読み終えたら、ブラウザの「戻る」でこの記事に戻れます。

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