測った回転率、次はどう使う?
前回の井戸端会議では、遊技者とお店で回転率の見方が少し違うことを話しました。
今回は遊技者側に戻って、実際に測った回転率をどう条件比較につなげるか。会員向けの実戦期待値シミュレーターの画面を見ながら、入力から結果の確認までを追ってみます。
まだ1K回転率の測り方を確認していない場合は、先に1,000円あたり回転数の測り方で、投資額と通常回転数から同じ基準で記録する方法を確認できます。
アバくん1K18回くらいで回ってた。これなら良い台ってことでいい?
ヤバくんその数字だけで決めないって、前回までで話しただろ。機種のスペックや貸玉、交換条件も一緒に見よう。
ここで紹介する画面と金額は、操作や表示内容を説明するためのサンプルです。実際の遊技結果や、将来の収支を示すものではありません。
まず、使う機種と入力条件をそろえる
シミュレーターを開く前に、登録した機種とスペックを確認します。機種データベースから選んだ情報が登録画面に引き継がれる場合も、別スペックとの取り違えや未確認項目がないかを確認してから進みます。
今回の説明用サンプルは、回転率18回/250玉、交換条件280玉/1,000円、4円貸し。時速回転数は180回、通常時と右打ちの出玉補正率はそれぞれ95%にそろえています。
「1K18回」と「18回/250玉」は、4円貸しで1,000円分が250玉になる条件なら同じ量を表せます。貸玉単価や入力欄の単位が違うときは、そのまま数字を移さず単位を確認してください。
回転率を期待値の条件としてどう読むかは、パチンコ期待値の基本と計算条件でも、ボーダーとの差や交換条件とあわせて整理しています。

回転率の数字は合ってても、単位が違ったら別の条件になるのか。

そう。機種、回転率、貸玉、交換条件をそろえてから比べるんだ。
ポイントを使ってシミュレーターを開く
会員画面から機種の詳細へ進み、「実戦期待値シミュレーター」を開きます。下の画像は2026年9月29日の撮影時点で200ポイント・30分のみが表示されていた旧画面です。現在の30分200pt・60分350ptの開放画面とツール全体の使い方は、パチンコ期待値ツールの使い方で確認できます。

ポイントで開けたら、30分のあいだこの画面で使えるんだな。

開放条件は撮影時点のもの。ポイントを使う前に、そのときの表示を確認しよう。
条件を入力し、どの数字を変えたか残す
機種と交換条件を確認したら、現金投資の貸玉数、時速回転数、出玉補正など、画面にある項目を確認します。分からない数値を推測で埋めず、確認できた値だけを使うのが基本です。
画面には、回転率の感度表示や、目標日当・目標時給から必要回転率を逆算する欄もあります。逆算結果は入力した目標と条件から出る目安で、「この回転率なら目標額を達成できる」という保証ではありません。

目標時給を入れたら、必要な回転率も出るのか。じゃあそこまで回れば勝てる?

目標から逆算した目安だよ。短期の勝敗や実際の収支を約束する数字ではない。
現金と持ち玉の結果を分けて見る
サマリーでは、入力条件に基づく期待値や時給の目安を、現金と持ち玉に分けて確認できます。このサンプルでは、現金時給が1,478円、持ち玉時給が2,549円と表示されています。
同じ回転率でも現金と持ち玉で表示が変わるのは、貸玉と交換の条件が異なるためです。どちらか一方の数字だけを見て判断せず、自分が入力した条件と合っているかを確かめます。
現金遊技と持ち玉遊技で条件が変わる理由は、交換率と持ち玉比率の考え方で、貸玉と交換時の価値を分けて説明しています。

現金と持ち玉で時給が違う。回転率だけの差じゃないんだな。

貸玉と交換条件も入っているからね。入力が違えば結果の意味も変わる。
回転率だけを動かして、差の出方を見る
次に、機種スペックや交換条件などはそのままにして、回転率だけを17回・18回・19回/250玉と変えてみます。こうすると、表示の差が何によって生じたかを追いやすくなります。
- 17回/250玉:持ち玉時給 2,024円、日当目安 20,241円
- 18回/250玉:持ち玉時給 2,549円、日当目安 25,493円
- 19回/250玉:持ち玉時給 3,019円、日当目安 30,192円
これは同じ入力条件で回転率だけを変えた、ツール上の説明用サンプルです。表示値は条件に基づく試算であり、実際の収支や将来の勝敗を予測・保証するものではありません。

17回から19回まで、どのくらい表示が動くかを並べて確認できるんだ。

一度にいろいろ変えず、まず一つだけ動かす。それなら差の理由を見失いにくい。
試算と実戦の収支は、別々に扱う
期待値ツールで見えるのは、選んだ機種情報と入力条件に基づく計算値です。実戦の投資・回収や、その日に勝つかどうかとは別の数字です。機種スペックや入力値に誤りがあれば、結果も変わります。
計算前に機種・スペック・回転率・貸玉・交換条件を確認し、結果を使うときも入力内容と一緒に見直してください。実戦後の投資や回収は、期待値と混ぜずに記録すると、あとから条件と結果を分けて振り返れます。
入力項目と表示内容の詳しい説明は、実戦期待値と条件比較の使い方にまとめています。会員機能全体は会員コンテンツ紹介で確認できます。
今回のまとめ
- 機種と入力単位、貸玉、交換条件を先にそろえる。
- ポイントで開放する条件は、そのときの画面で確かめる。
- 現金と持ち玉の表示は、条件の違いを含めて読む。
- 差の理由を見たいときは、ほかの条件を固定して一つずつ比べる。
- 計算上の試算と実際の収支を分けて記録する。
測った回転率は、単独で良し悪しを決める数字ではなく、機種や交換条件と一緒に比べるための入力値。 条件をそろえて使うと、結果の違いを確認しやすくなります。
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